2012年7月3日火曜日

ソフトエンジニア?マネージャー?


(絵と本文は関係ありません)

自分はいわゆるソフトエンジニアです。フリーではなく会社に所属しています。

若手時代はオブジェクト指向やらデザインパターンやらを勉強しつつガリガリ設計、実装を行い、その辺の経験を一通りしたあとはリーディング、外部管理、仕様管理、というような(恐らく)非常に典型的なキャリアを通ってきました

で、今、次にどこに進むべきかという事を考えています

タイミング的にはマネージメントの方向に進んでいくというキャリアが会社的には妥当なんだと思います

ただ、流れといえばそうなんでしょうが、十ウン年磨いたスキルをあっさり捨ててマネージメントという新たなスキルを一から磨く、というのは本来ならば大きなチャレンジであり、決断が必要です。自分の強みも理解せずにただ流れに乗るようにそっちに転向しても溺れますよね普通・・・
そもそもエンジニアになったのも、ソフトが自分の強みだと思ったからですし

またこれはうちの会社だけの特徴なのかもしれませんが、いわゆるマネージメントの人数が多すぎるように思います。一方でソフトに直接関わらない人達が増え、組織としての技術力が右肩下がりとなり、それに伴って自身のスキルも鈍ってきているように感じます

という事もあり、こんな状況下でマネージメントの方向に進むのって会社ありきという印象をどうしても持ってしまいます。これから時代、個人のスキルを常に磨いていないとほんと路頭に迷いかねません

という事もあり、今は迷いつつもやはり今まで磨いてきたスキルを軸足にして、エンジニアとしてスキルアップしていく方が良いんじゃないかと思っています

まあ海外への大量の技術流出が進んでいる昨今、高いコストの日本でエンジニアを続けるのも茨の道なんですけどね・・・でもやっぱり何も無いところから何かを作る技術は日本はまだトップレベルですし、そういう所でがんばるしかないかなと思っています

よくキャリアは山登りに例えられます

なんでもかんでもというのは無理で、登る山を決めたら少しづつ着実に上を目指す、という姿勢が似てるって事なんでしょうかね

今の自分は山の中腹まで登ってきて、上を見たらなんか角度が急になってるー
しかも一方で他の(今までとは違う雰囲気の)山の麓へのリフト乗り場があるー

という場所に来ているようです

急勾配そうですが、まだこのまま今の山を登り続けようと思っている、という感じです

では、今後さらに急になる山をどうやって登り続けるのか?というあたりはまた後日のネタに

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